がんばるのやめた。

〜うつ病の私のキモチ、発信します〜

外出時にうつ病の発作が出てしまった。有効な対処法は?

たつぃーです。

今日コワーキングスペースで記事を作成していたのですが、帰路の地下鉄のホームで発作が出てしまいました。

 

結論を言うとひたすら深呼吸すべし。呼吸の乱れを改善してパニックを対処しました。

 

f:id:tatsyn:20170129202420p:plain

 

目次

発作時の状況

私は名古屋市営地下鉄を利用し、A駅から栄駅で乗り換え自宅最寄り駅であるB駅まで帰る途中でした。

栄駅といえば、名古屋の繁華街。老若男女問わず夥しい人の往来があります。

 

その人通りの激しい栄駅のホームで突然発作は起こりました。

 

 

足がガクガク震え歩行困難になり、目から涙がダーダー出てきて、恥ずかしくて顔を咄嗟にふさぎ込んだものだから前は見えないし、パニックで過呼吸になるし、と散々な状態です。 

 

原因は?

その日の朝、彼女から別れを迫られました。

 

 

私は私が彼女に対して甘えすぎていたことは自覚していました。

そして依存しています。

心の拠り所は彼女しかないというくらいに偏っていて、他人から見たら歪だろうと思われるほどに愛情を捧げています。

わかれようと彼女に言われ傷心していたことが引き金にあって、不意に不安に襲われてしまいました。

 

「独りになってしまう」「独りになりたくない」

「これから彼女のように周りの人が順番に私のもとを去ってしまうのだろうか」

「これからずっとずっとこの喪失感が続くのだろうか」

 

そして、負の感情も押し寄せます。

自分が周りに迷惑をかけていて、そんな人と関わりたい人はいるはずがない。去っていくのが当然なのに、私が自分勝手に求めてしまう。情けない。孤独は自分が産んだんだ。原因は自分にあるのになんで求めてしまうんだ。甘えすぎだ。私の怠惰を治せば、それだけで元どおりになるかもしれないのに、それができないなんて、なんて無能なんだ。なんて自分本意なんだ。ああもう自分なんて嫌だーーーーーーーーー。

 

と、瞬く間に感情が高ぶった挙句についに体が発作を起こしてしまいました。

 

対処ー落ち着きを取り戻すまでに行ったこと

⑴まず恥ずかしいという感情から離れたい

まず、人の往来の激しいホームに居た私は、人の流れに対してひたすら逆走しました。

公共の場で涙を流す大男なんてほど滑稽な見世物はありません。発作を他人に見られることは恥ずかしくてたまらない。ならば無人の場所へ避難することが先決です。

人の進行方向を逆走することで、いずれは人の比較的に少ない場所へたどり着くのではないかという直感が働き、無事閑散としたベンチを発見したのでそこへ腰を掛けることにしました。

 

⑵足の震えが止まらないし、涙は出る。あれ?周りに人居るんだけど。

閑散としたベンチにはアベックが2組いました。

足は異常なまでに震えているし、呼吸は荒いし、涙は止まらないしで大惨事。恥ずかしいけど立っているよりは座って顔を伏せている方がまだいいだろうということで、彼らが退散するのを待ちました。そしたら5分もせずに無事栄駅構内で独りになることに成功します。

 

⑶あ、そうだ薬あるわ。

不安時に飲んでねって薬を処方されていました。薬を口に入れます。この時点で効果があったかは不明。

 

⑷ヘルプ。私の話を聞いてください。

彼女から連絡がありました。現在の状態を相談します。震えが止まらないこと。涙が溢れること。呼吸が荒いこと。一通り話すと、聞いてもらえたことに対して少しの安堵することができます。

彼女からアドバイスもありました。「トイレ行って、深呼吸しなさい」

こういう時に具体的にすべきことを示してくれる人がいることはとても頼りになります。

今は独りになれたからトイレへ行くことは必要ないと判断し、ひとまず深呼吸です。深く息を吸って吐く、ひたすらそれを繰り返しました。

 

⑸深呼吸の結果

徐々に落ち着いてきました。あとは自分の不安が完全に消えたことを確認できれば最高なんですが、如何せんそんな方法を私は知りません。

発作が治まって15分程ボーッとしていたら地下鉄が来たのでそれに乗ることにしました。

 

⑹その後もひたすら深呼吸

乗車後も、周りに人がいるという環境が怖くて顔をひたすら塞ぎながら座っていました。途中過呼吸になってしまうも、深呼吸を繰り返して、なんとかB駅に到着する。

 

⑺足が震えて上手に歩けない

足がガクガク震えてしまって上手に歩けない。幸い人は少なかったので足を痙攣させながらもゆっくり一歩ずつ歩いて帰りました。(普段は15分ほどの徒歩が30分もかかってしまったが無事帰宅できました)

深呼吸は効果なし。でも歩いているうちに震えは緩和されていって、自宅に戻った時には完全に止まっていました。 

 

まとめ

周りの人に助けを求めたりすると、感情が爆発してもっと悲惨な恥ずかしい思いをしたでしょう。

まず独りになれる場所へ自分を避難させること。

そして深呼吸して息を整えれば、発作の症状を和らげて平静な感情を取り戻すことができます。

処方薬もあれば役に立つと思いますので、外出時は携帯することに越したことはないと思います。

ただ深呼吸をして自分のペースを取り戻せるのであれば、こんなお手軽な解決方法ないな、と思います。

外出時の発作には深呼吸、と学んだたつぃーでした。

 

 

それではー。