がんばるのやめた。

〜うつ病の私のキモチ、発信します〜

私、うつ病になってしまいました。/植松努先生に助けられた朝。

 

こんにちは、たつぃーです。

 

今日も朝から気分が憂鬱ですが、涙を流すことなく暮らせたらいいなぁ、と思っています。

 

 

 

 

私、人生で初めて、うつ病にかかりました。

 

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今日は、心療内科に行った日=がんばるのやめた日(の朝)について書きます。

 

 

 

 会社に出社したは良いものの、

午前中に心が折れたので、午後休を出して逃げた日の話です。

 

 

2017年1月10日に遡ります。ええ3日前です。

 

 

その日の出勤前、私は家で不安に襲われていました。

 

会社に行くのが怖いのです。

 

  

その朝、家には、情緒不安定を理解している彼女が一緒にいてくれました。

 

 

だから彼女を、 

 

 

心配させてはいけない。

失望させてはいけない。

なぜなら、それは情けないことだから。

 

 

だから会社に行くんだ。

 

 

 

そう思いました。

自分を奮い立たせて家を出ました。

 

 

 

 

 

 

出社すると、先輩や上司から「重役出勤だな。」「なんでこんなに遅いんだ。」と叱責を受けました。

 

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何故なら、朝のミーティングに遅れたからです。

(定時の8時30分前には到着しましたが、会社のシキタリで、その朝はミーティングがありました。)

 

先輩・上司の叱責には、耐えることができました。

 

会社の風土に合わせられない私が、その会社では全面的に悪いのです。

調和をするために、よく我慢をしていたので、すでに怒られ慣れていて、耐えることができました。

 

 

そして、朝礼を終え、事務処理を済ませた後、得意先回りのために営業車に乗りました。

 

 

 

 

独りの空間=周りに敵がいない=攻撃されない

 

ということで、とてもホッとしました。

 

 

 

すると、ふと朝の叱責を思い出し腹が立ってきました。

涙が出そうでしたが、営業回りに支障が出るので頑張って耐えました。

 

 

 

そんなことを考えていたからでしょう。

車をぶつけてしまいました。

 

 

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あほ過ぎて笑ってしまいます。

自分を呪いました。

 

 

急いで、損傷箇所を確認すると、バッチリ壊れてました。

上司に報告しなければなりません。

 

 

「怒られる」という事実がまた決定し、恐怖に襲われました。

いや怒られることがなくても、自分で自分のことを認められませんでした。 

情けないことをした、と思いました。自分の不注意さに呆れました。

 

 

 

電話をしたら、すぐ上司が駆けつけました。

 

 

 

自分を責めました。

自分を守りたくて仕方なくて、自分をとにかく責めました。

パニックになって、涙がワンワンでてきました。

 

上司に「男が泣くな。社会人だろ、みっともない。」と言われました。

 

 

『そんなこと言われなくても私が一番分かってるわぼけーーーーー!』(心の叫び)

 

 

 

 

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恥ずかしい。情けない。申し訳ない。という気持ちがぐるぐるしました。

 

 

 

一度涙が出てしまうと、抑えがきかなくて、独りで倉庫へ行って、涙が収まるのを待ちました。

しかし、数ヶ月前から既に感情を制御することができなくなっていて、涙は流れ続けました。

 

 

すると別の上司(優しい)がやってきて話し合いをしました。

 

「最近の不調について、精神的なものが原因ではないのか。」

 

「今日はどうするか。そんな状態で仕事ができるのか。」

 

という質問を受けました。

 

 

 

私は、精神的な症状を認めたくありませんでした。 

 

しかし私は、何もできる気がしませんでした。

 

 

 

自分なんて、会社にいても無駄だって思いました。

 

 

 

 

そしたら、私の心に、大好きなあの人の言葉が浮かんできました。

 

 


Hope invites | Tsutomu Uematsu | TEDxSapporo

思うは招く/植松努/TEDxSapporo

 

 

 

「やばいと思ったら、逃げるのはありなんです。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『あ、そっか。』と思いました。単純なことです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

危険物から距離を取れば、身の安全を確保できます。

 

 

 

私は、会社を危ないと思いました。

 

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頑張って食らいついたって、情けない気持ちになって、余計に私の心が傷つくと思いました。

 

 

 

だから逃げました。自分の身が危ないと判断したから会社から逃げました。

 

 

 

 

この言葉を思い出したおかげで自然に、自分の気持ち(=会社に居たくない)が出てきて、上司に午後休を取る旨を伝えました。

 

 

植松努先生の力を借りて、会社を休むことに成功しました。

 

 

 

 

こんなにダメな社会人、ありえないだろうと思います。自分だって自分のことを認めることができません。

 

しかし、根本的な解決を試みようと思ったとき、環境を変えるという手段は必要だろうと思います。

 

 

 

 

周りに多大に迷惑をかけていることは承知しておりますが、自分で感情を制御できない期間が長くなる方が、結果として私と周囲の人を傷つけてしまい、良くないと思いました。

 

 

 

仕事って、人生でも多くの時間を占めますし、世間体を気にして自分を偽ってがんばって心を壊した先に、一体何が残ると言うのでしょうか。

 

 

 

その先を考えると、とても寂しい結末しか想像することができず、悲しい気分になります。

会社にたくさんの時間を奪われ、その期間、自分ももがき苦しんで生きていくことになります。

 

 

 

私は心身健やかに暮らしたい、ただそれだけです。

 

 

 

 

以上、振り返ってみると、私の自分勝手さに腹が立ちますが、

 

今の私に出せる答えは逃げることでした。

 

 

 

 

ひとまず、それでいい。

ゆっくりと改善していけば良い。

 

 

 

 

 

そんな気持ちです。

 

もし、同じようにネガティブになって悩んでいる人がいたら、ぜひ植松努先生の動画をチェックして下さいね。きっと力になると思います。

 

 

それではまた。